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団栗図縁頭 銘 常直花押
Ffuchigashira "Donguri" (Acorn)
Tsunenao
江戸時代中期 山城国京都
朧銀磨地高彫色絵
頭:34.2mm 縁:38.5mm
縁の腰高:14mm
特製桐箱入
保存刀装具鑑定書
Mid Edo period
Kyoto city, Edo province
Oboro-gin
Kashira : 34.2mm
Fuchi : 38.5m (Height : 14mm)
Kiri box
Hozon
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円(税込)
No.
殻を着けたままの団栗の、コロンと丸い愛らしい形は指で摘めるほどの極めて立体的な高彫。棘状の殻斗から顔をのぞかせる艶やかな堅果は赤銅と素銅の色絵。誰でも一度は触れたことがあるだろう団栗は、今も昔も豊かな自然と四季の象徴。仄かに光を孕んだ朧銀地の色合いが郷愁を誘う。常直は一宮長常の門人で蟠竜軒貞中と同人。師の作風をよく受け継ぎ、風俗人物をはじめ草花や動物を洒落た構図で活写した。常直は貞中の前銘である。
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